子供の頃に昆虫採集をしたことがある人はいらっしゃいませんか?
夏休みに友達や兄弟、家族と一緒に昆虫採集をした経験のある人もない人も、あらためて昆虫について調査してみましょう。
有名な昆虫といえば、カブトムシやクワガタ。フォルムのかっこよさから、昆虫の中でもトップクラスに人気ではないでしょうか。
カブトムシやクワガタの幼虫を飼育して成虫まで育てたという経験を持つ人もいるかもしれません。
しかし、自然界にはもっと多種多様な昆虫が生息しています。
珍しい昆虫は研究対象となり、また一部の昆虫は1匹で数万円の価値が付くこともあります。
ここでは、そんな昆虫の世界に焦点を当てて、探求していきましょう。
昆虫を調査しよう
昆虫への苦手意識をなくすためには
「昆虫が苦手」と感じる方も多いのではないでしょうか。
最近では、ジャポニカ学習帳の表紙から昆虫の写真がなくなってしまうなど、昆虫に対する不快感が増えていることが伺えます。この傾向は女性だけではなく、男性にも見られます。
では、昆虫への苦手意識をなくすためには、どうしたら良いのでしょうか。
昆虫の苦手意識をなくすための方法として、子供たちと一緒に昆虫に触れあったり、昆虫博物館などへ行って生態を学んだりするのがおすすめです。このような体験を通じて昆虫に親しみを持つことができると、苦手意識がなくなるかもしれません。
また、徐々に触れる昆虫の種類を増やすことも効果的です。テントウムシやトンボなど、親しめるような昆虫であれば、子供と一緒に触ったり、捕まえてみたりしても問題はありません。最初は苦手だと思っていても、小さい虫などから慣らしていくことで、抵抗感を減らすことができるのではないでしょうか。
しかし、昆虫への苦手意識がどうしてもなくならない…という方もいらっしゃるでしょう。この場合は、昆虫に対するトラウマなど、深い問題が関わっていることもあります。そのため、「無理に克服する必要はない」ということを心に留めておきましょう。
昆虫は眠るのか
人は睡眠を取らないと生きていけません。動物も同じで、眠っている姿をよく見るはずです。
昆虫は人や動物と違って眠る印象がありませんが、実は昆虫も睡眠をとります。
ただし、昆虫の場合には昼間に眠る昆虫と夜に眠る虫に分かれています。
カブト虫やクワガタなどを飼ったことがある人は、昼間の日の当たる時間に土地の中などに潜っているのを見たことがあると思います。
これは夜行性のカブト虫やクワガタが、昼間に土の中や木の葉の陰に隠れて眠っているのです。
当然人間から見ると、昆虫にはまぶたがありませんから、カブト虫やクワガタが眠っているのは分かりにくいです。
しかし、夜になるとカブト虫やクワガタは元気に動き出しているはずです。
昆虫は人間のようにまぶたがないため、目を開けたまま寝ます。そのため、人間から見ると眠っているように思えず、気付かないだけなのです。
人間と同じく昆虫にとって睡眠は重要な役割を果たしていて、例えばミツバチは睡眠不足の時、蜜を集める作業が雑になるとされています。
昆虫も人間と同じように睡眠をしっかりとることで、快適な生活を送れるのです。
そう考えると、なんだか親近感がわいてきませんか?
昆虫の世界を一緒に探検してみると、昆虫に対する苦手意識も克服することができ、新たな視点から自然の美しさを感じることができるかもしれませんよ。